擬 宝 珠
屋台が神聖で大切な宝物であることの象徴として、
その屋根の頂で光を放つ金物が擬宝珠である。
建築の世界では、擬宝珠は露盤の一部として発達したものたが、
屋台では露盤と独立した金物として発達をなしてきた。

擬宝珠は、宝珠、ガキ、伏鉢の(写真上段左から順)各部で出来ており、
木製の足(写真下段)に取り付けられ、屋台の屋根に深く固定される。