作:四代目 雅康
製:昭和30年頃(推定)
寸:65.5×451.0
       [吽龍]                  [虎]                  [阿龍]                     [虎]
[龍虎(総刺繍)]






所有:灘・松原八幡神社/中村

本作品は昭和53年迄使用されていた幕で、
龍虎の牙・爪には象牙が用いられ、迫力が一層増している。
又、幕地全面が金糸で刺繍され、
龍の背景には雲・虎の背景には竹をあしらい、
現存する絹常作品では数少ない総刺繍で製作されたものの一つである。