○(酒上太造市議)(登壇)
(前略)
次に、大河ドラマ「軍師官兵衛」放映までの準備計画についてお伺いいたします。
軍師官兵衛が大河ドラマ決定し、姫路市においても喜ばしく、また観光面・経済波及についても大いに期待するところであります。本年より放映1年前ということもあり、さまざまなイベント、PR広報により準備段階からの仕掛けが必要であると思われます。そして、関係地域の皆様にもご協力いただき、市全体の盛り上がりが必要になってくると思われます。本年1年間を準備期間とするならば、これからのイベント・事業・広報をどのような計画で考えておられるのか。また、先日の予算大綱説明会においての計画案では不十分と言えるのではないでしょうか。まだまだこれから企画・立案していくことが必要です。が、現時点で具体化しているのなら、そのことについて発表していただきたい。過去さまざまなイベントを行ってきました。これらのことを生かすことはできないのかとも思います。例えば、平成16年から20年に「ザ 祭り屋台in姫路」が5年間開催されましたが、それ以降の計画はないんでしょうか。その当時の財源はどうされていたのか、協賛金または桟敷席代だけだったのか、国からの補助はあったのかお答えください。
次に、屋台文化保存連絡会から平成15年に要望がありました播州屋台会館(仮称)の早期建設を10万9,442名の声を形にという声を姫路市はどのように考えておられるのか、早期は無理にしても、実現は可能なことなのか、国からの補助・助成は考えられないのか、これをもって実現できないのか、答弁をお願いいたします。
私は、黒田官兵衛しかり、世界文化遺産国宝姫路城しかり、これは本市の未来の大きな展望であると同時に、播磨・西播磨と広域行政を進める中で、本市がリーダーシップを発揮し、「ザ 祭り屋台in姫路」の拡大版とも言えるような事業を、夢が無限に広がるような施策が考えられないのか、問題や課題はこれから前途に山積しておりますが、石見市政3期12年の集大成が考慮されないのか、市長の英断を求めるものです。
○(内海将博市長公室長)(登壇)
私からは、5項目めの播州屋台会館(仮称)についてお答えいたします。
屋台会館の建設については、屋台文化保存連絡会から10万人を超える署名を添えてご要望をいただいたことを受け、これまでに課題整理や実現可能性の検証のため、他都市の類似施設の研究やアンケート調査等を行いましたが、全国の屋台会館等の施設は利用者が少なく厳しい運営状況となっている施設も多いことから、公共施設として整備する場合には、その建設費、運営費、来館者の確保など、解決すべきさまざまな課題があると考えております。
特に、施設整備に対する市民の理解が何よりも重要なことから、引き続き屋台文化保存連絡会等の取り組みの状況や市民の気運の盛り上がりなどを見守りたいと考えており、また、議員ご指摘の国の補助についても検討の進捗の中で研究してまいりますので、ご理解をお願いいたします。以上でございます。
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