二 代 目 小 河 義 保 ・ 彫 刻
【実演日:平成11年8月1日(日)】

尋常高等小学校を卒業後、14歳で芝浦工作機械(網干)で木型製作の見習いを始める。17歳で海軍へ志願入隊、重巡洋艦「青葉」に乗艦。終戦後、二代目松本義廣のもとで腕を磨いた父・初代小河義保師に師事。
松本一門は、明治初期より昭和30年代迄の間に建立された播州地域の社寺及び屋台彫刻の大半を手掛けた。この流れは現在小河師に受け継がれ、神社仏閣の彫刻を中心に、屋台彫刻も数多く手掛けている。

昭和2年生まれ、龍野市在住。