浜 の 宮 ・ 宮 / 屋 台 蔵 跳 板

 
本跳板彫刻は、明治~大正~昭和初期に彫られたと推測され、
昭和53年迄、宮
の屋台蔵観音扉上部に敷設されていた。
図柄は、「阿吽の虎」で、材は尾州檜、眼には「返し眼工法」が用いられている。
昭和54年の屋台新調時に取り外され、今日まで大切に屋台蔵にて保管さ
れていたもの。 
 作者等は現在、美術工芸館・当会研究室で鋭意調査中であるが、
   播州飾磨彫刻のお膝元・宮所有の彫刻であるだけに、その結果が待たれる。
尚、平成13年12月より、「姫路市書写の里・美術工芸館」祭礼コーナーにて常設展示されている。