作:三代目 常三郎
製:明治年間(推定)
寸:96.5×472.5
[鬼小嶋強太郎]            [武田信玄]               [上杉謙信]               [原大隈守]
[川中島の合戦]




所有:船津・正八幡神社/御立

川中島は信濃国更科郡の北東、千曲川と犀川の合流した三角地帯の中心で、
善光寺平と呼ばれる広大な平地の一部である。
天文22年(1553年)から12年間に亘り、
甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信とが五度の合戦を繰り広げ乍ら、
ついに雌雄を決する事の出来なかった戦いの総称を川中島の合戦と云う。

中でも永禄4年(1561年)の四度目の戦が最大の激戦となり、
信玄・謙信、両雄の一騎打ちは世に多く知られている。
原大隅守虎義は信玄の家臣で、馬上から信玄めがけて斬りつける謙信の馬に、
青貝の長槍で突き追い払ったと云う人物として知られている。